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『手づくりがおいしい、雑穀と豆のパン』

 藤田千秋本人による本の解説ページです。

手づくりがおいしい、雑穀と豆のパン 『手づくりがおいしい、雑穀と豆のパン』藤田千秋著:文化出版局 2002/11
・・・・・・・・    ・・・・・・・・ 撮影         : 藤田千秋
プロセス撮影     : 藤井勝巳 さん
AD・デザイン    : 鷲巣 隆 さん
編集         : 春日井富喜さん
Chiaki 
好物は?と聞かれたら・・・豆、イモ、カボチャ、パン、ごはん、バナナ、チーズ、野菜・・・
なんだか偏っていますか?もちろん魚やお肉も好きですが、どうも、でんぷん質系が好きみたいです。粒々した雑穀も大好きだし豆ともよく合います。
というわけで2冊目は雑穀と豆のパンの本になりました。

●本の特徴●
今回も前回に引き続きパンを焼いた上にカメラマンも兼業。
それに加えて、よりわかりやすくという気持ちで、イラストも描きました。
(前回は成形の仕方の説明で苦労しましたから)押さえる部分を濃淡で説明したりガス抜きの仕方をマークで入れたりとずいぶん考えたつもりです。
前回に引き続き、ご好評の材料一覧表も(今度はカラーでイラスト入りです)入っています。

●撮影とカメラ●
今回もほとんどの撮影を自分でしましたが、やはりプロセスの部分は私自身の手の方がうまく説明できると思い、一部は、文化出版局のカメラマンさんにお願いしました。
私が使っているカメラは、CanonのEOS7、コンパクトマクロの50mm。フィルムは、FUJIのリバーサルフィルムPROVIA100です。

●おすすめのパン●
・ 黒大豆入り胚芽パン
パンに入れてもごはんに炊き込んでもおいしい煎った黒豆はうちでは常備です。香ばしい胚芽入りのパン生地にもとても合っていて特にトーストするのが好きです。

・ 五穀パン
押し麦、もちきび、あわ、アマランサス、ハトムギ、ごま・・・と商品によって入っている雑穀は違いますし、私自身はマイブレンドの五穀(たぶん七穀くらい)を使いますが、パン生地に練り混むと焼き上がりはおもいがけずしっとり!粒々感も楽しめてかむほどに味のあるパンです。

・ アプリコットブランブレッド
このパンは最初、予想していた味をはるかにこえておいしかったパンです。素朴なふすま(ブラン)と甘酸っぱいアプリコットの組み合わせが以外とあいました。白ワインがほしくなるパンです。

・ キャラメルクリームと白花豆のパン
もともとは雑誌の仕事でプリンパンを作ったのがきっかけ。いろいろ試作しているうちにたどり着きました。(雑誌の方は成形がちょっと難しいかも・・という理由で違う形のプリンパンとなりましたが)一口サイズでおみやげにして喜ばれたパンです。

・ ポテトブレッド
やっぱりじゃがいも入りのパンはすき!(1冊目でも好きなパンにじゃがいもパンをあげています)